デートの後は 彼女側のお話

 一緒に食べたケーキはとても美味しかった。お喋りをしながら飲んだ紅茶もすごく良かった。彼と一緒だと何をしても楽しくて、時間が過ぎるのはあっという間だった。 彼はとても優しい。かっこよくて、気遣いが出来…

【商業誌掲載】小説の連載が決定しました!

三和出版株式会社より発売の「おむつ倶楽部」にて、連載を行うこととなりました。 タイトル「ベイビーステップからはじめよう。」 都(みやこ)は母の再婚を期に出来た義妹の翠衣(すい)と同居することとなる。実…

【同人誌】先生、おしっこっ!総集編

のんびり屋でトイレが近い「結子」と、優しいけれど時々意地悪な「潤先生」のお話。  +++ 過去に投稿した「先生、おしっこっ!」「先生、おしっこっ!田舎編」「先生、おしっこっ!帰り道編」を全編加筆修正。…

A美・B奈・C乃の話

A美さんの話  駅の地下街片隅にあるトイレに入った時、扉は全て閉まっていました。個室は二つありましたが片方には故障中の張り紙がされていて、実際に使えるのは一つだけのようです。 開くのを待っていると外か…

【商業誌】小説が掲載されました

拙作『ひやり冷たさひとりじめ』が商業誌に掲載されました。 2022年08月31日発売おむつ倶楽部 43号 販売ページ (Rー18サイトです) 2023年2月15日発売フェティッシュライトノベルズ 「お…

ひよりちゃんのうんち

二泊三日の校外学習を終えた帰り道、バスは不運にも渋滞に巻き込まれてしまう。
長時間閉じ込められていると、トイレに行きたくなる子が出てくるのも仕方ない。
そんな中、隣の席のひよりちゃんは蒼白な顔で大人しく座っていた。

聖夜はどこかで雨が降る 女の子サンタver

聖夜の夜空をソリが駆けていきます。
乗るのはまだ若きサンタ見習いの女の子。ベテラントナカイと共に初仕事に臨みます。
体を温めるために飲んだココアは姿を変えて、彼女のお腹にたっぷりと溜まっていきます。

薔薇の芽吹き

メイドのスズがまだ新人だった頃のお話。
人手が足りず、手の空いていたスズはイトミナお嬢様のピアノ教室へと付き添うこととなった。
その帰り道、交差点で事故が起き、馬車が動かなくなってしまう。

おしっこするのは皆同じ

公園で何やら困っている外国人の女の子。
勇気を出して声を掛けると、そのままトイレの中へ引っ張っていかれる。
和式トイレを前に、彼女は泣きそうな声で言う。
『どうやって使えば良いの!? お願い、教えて!』

楽しい時間の成れの果て

忙しい両親が珍しく休みを貰ってきた。
久しぶりに過ごす楽しい時間。食事を勧める両親の思いに応えようと、美味しいものをたくさん食べた。
そんな三連休明けの本日。ずっしり重いお腹は幸せな時間の証だ。
でも、たくさん食べればそれだけ出るのが自然の摂理。

先生、おしっこっ!帰り道編 後編

 手の中で飲みかけの紅茶がちゃぷちゃぷと揺れる感触に、お腹の奥がぞくりとしました。やだ、なんで。信じられない気持ちとは裏腹に、足の付け根にはぞくぞくとしたむずがゆい感触が走ります。膝掛けの下で、太股の…

先生、おしっこっ!帰り道編 中編

 車はやっと進みだしましたが、本当にじわじわとしか進みません。 進んで、停まって、進んで、停まって。その数を数えていると、突然、体がぞくっとしました。それは先程まで嫌と言うほど感じたものです。 どうし…

先生、おしっこっ!帰り道編 前編

 田舎道をしばらく走り、久方ぶりに見たコンビニへ車を停める。自動ドアをくぐると、冷えた空気が一気に体を包み込み、温度差に身震いした。 ミネラルウォーターを手に取る私の隣で、結子は紅茶のペットボトルを手…

スライムさんとの珍道中 二階からおしっこ編

 命の危機を救ってくれたのはまさかのスライム。意気投合した一人と一匹は世界を見る旅を続ける。
 豪雨の中、何とか見つけた雨宿り場所は朽ち果てた教会。今にもお化けが出そうな場所で一夜を過ごすことになりました。

【同人誌】No.DRinK 短編集その3

コピー本 A5サイズ 24ページ 300円「秘密の合言葉」「くーる・がーる・りらーっくす その2」を収録 女の子おもらしがあります 2022年5月4日 し~むす!24にて販売BOOTHにて販売中 → …

お姉ちゃんの呪いと大丈夫の魔法 後編

“お姉ちゃん”だから。妹ばかりが優先されてきた中で、恋人だけはやよいを大切にしてくれる。
何でも叶えてあげる。彼の言葉に、やよいは幼い頃おもらしをした妹が甘やかされていた光景を思い出す。
「おもらし、してみたい。失敗しても、大丈夫だよって、優しくされたい。ぎゅーって抱っこされたい」
勢いで飛び出した言葉を彼は大丈夫だと受け止める。
いざ迎えた誕生日。緊張するやよいの手を彼はそっと引いてくれた。

お姉ちゃんの呪いと大丈夫の魔法 前編

“お姉ちゃん”だから。妹ばかりが優先されてきた中で、恋人だけはやよいを大切にしてくれる。
何でも叶えてあげる。彼の言葉に、やよいは幼い頃おもらしをした妹が甘やかされていた光景を思い出す。
「おもらし、してみたい。失敗しても、大丈夫だよって、優しくされたい。ぎゅーって抱っこされたい」
勢いで飛び出した言葉を彼は大丈夫だと受け止める。
いざ迎えた誕生日。緊張するやよいの手を彼はそっと引いてくれた。

【同人誌】香り立つレモンに触れる時

少女リディは勤めていた屋敷から突然の解雇を言い渡された。身寄りも行く当てもない少女は偶然、音楽家テオバルトと出会い、彼に拾われることとなる。各地を回る生活の中、少女はいつしか特別な思いを抱くようになっ…

ぶどうジュースと汽車

少女リディは音楽家テオバルトに拾われて、旅のお供をすることになった。
初めて乗る汽車と、初めて飲むぶどうジュース。
初めてのことに感動している旅路の途中、次第にお手洗いに行きたくなってしまった。
ひとり我慢を続けるリディはかつて働いていたお屋敷で似たような経験をしたことを思い出す。

青いブレスレットの秘密

トレジャーハンターの兄妹は今日もお宝をゲット。
今回得た宝飾品はどれもが青い石で飾られていて、きらきらと輝いている。
ご褒美にひとつくらい良いだろうとの兄の勧めもあり、妹はその中からブレスレットを貰うことにした。
帰り道、用を足そうと茂みに入った妹は気付く。何故か、服が脱げないことに。

「君が漏らしたら、俺も漏らすから」

 古いビルに良いカフェがあるとのことで、ふたりでデートに来てみた。予想以上に年季の入った建物に大丈夫かと不安になった瞬間、エレベーターは大きな音を立てて止まった。
 しかも運が悪いことに、彼女はトイレに行きたくなってしまう。なかなかエレベーターは復旧せず、このままだと最悪の結果を迎えて、彼女は恥ずかしい思いをしてしまう。
 何か自分にできることは無いか。考えて考えて、思いついた言葉を口にした。「マヤが漏らしたら、俺も漏らすから」

スライムさんとの珍道中 便秘にスライムマッサージ!編

 命の危機を救ってくれたのはまさかのスライム。意気投合した一人と一匹は世界を見る旅を続ける。
 旅の困りごとはやっぱりトイレ。特に大きい方の問題は深刻です。
 我慢を続けてやっと安全な町に辿り着いたのに、お腹は重いまま。恥を忍んで薬に頼りますが、薬が効く範囲には限度がありました。そんな旅人を助けてくれるのはやっぱりスライムさん。

スライムさんとの珍道中 馬車でおしっこピンチ!編

 命の危機を救ってくれたのはまさかのスライム。意気投合した一人と一匹は世界を見る旅を続ける。
 馬車移動は楽ちんだけれど、心配事もある。
 ジュースの飲みすぎにはご注意を。乗り場にトイレがあるからと言って、すぐに行けるとは限らないのです。

雪色金魚と夏花火

 浴衣の袖を揺らして、下駄をからころ鳴らして、千雪は涼太郎と夏祭りへ行きました。
 ベビーカステラ、かき氷、鯛焼き、たこ焼き。食べ物ばかり選ぶ自分たちについ笑いながら、ふたりは楽しい時間を過ごします。
 そうしていると、花火の始まる時間が近づいてきました。階段上の拝殿ならよく見えると、ふたりは来た道を引き返します。
 千雪は内心ほっとしていました。実は少し前からお手洗いに行きたかったのです。拝殿の傍にはちょうどお手洗いがありました。そこまで戻れば大丈夫、そう思っていましたが……。

薔薇の儀式

 花弁12枚の薔薇はふたりだけの秘密の合図。
 メイドのスズの部屋の前には時折、一輪の薔薇が置かれる。花弁が一部千切られたその花を合図に、スズは夜分遅くに部屋を抜け出してある人の元へ向かう。
 彼女を待っているのは屋敷の一人娘、皆が口を揃えて『手が掛からない良い子』と評価するイトミナお嬢様だった。

前を向いてありがとうと言おう

 もう少し、あと少し。それを何度も何度も繰り返して、震える足で必死に歩く。 公園に入って、奥の建物に近付いて、中に入る。手洗い場があって、男性用のトイレがあって、その奥に個室があって。それを見た瞬間、…

やがてリーベはちゃんと歩く(女の子側)

 ベッドで横になっていると、端がぎしりと軋む。そちらを見ると、るりがベッドの傍らに腰掛けていた。「やーちゃん、デートしよう」 脈絡のない発言に一瞬固まる。そんな私とは裏腹に、彼はにこにこと楽しそうだ。…

【同人誌】No.DRinK 短編集その2

【あらすじ】 アパート横には人ひとり通るのがやっとの細い路地がある。 最近その路地にゴミの不法投棄がされていると大家から相談を受けた。 自室の窓はその路地の丁度真上に位置にしている為、ここにカメラを仕…

授業中のとある出来事

 チョークが黒板を引っ掻く音だけが静かな教室に響く。音に合わせて増えていく白い文字を書き写しながら、静かに息を吐く。ただ座っているだけなのに、どんどん息が上がっていく。激しくなっていく呼吸をそっと押さ…

あの子は専用魔法少女(多恵視点)

 コンビニのトイレに駆け込んでいく亜子ちゃんを見送って、ほんの少し羨ましく感じました。良いな、私も、おトイレ行きたいな。でも今日の私は魔法少女りぃむちゃん。魔法少女はおトイレに行かないのです。どこかの…

あの子は専用魔法少女(亜子視点)

「あたしは魔法少女りぃむちゃんっ! 亜子ちゃんの願いを叶えにやってきたよっ!」「……何やってるの、多恵」「多恵じゃないですりぃむちゃんですっ!」 何の前置きもなく、突然人の部屋に飛び込んできたかと思う…

私はわんこちゃん

 電信柱の根元、膝下程の高さの植え込み、青いポリバケツの陰。それらが順番に指差されて、私はその一つ一つに首を振る。「まったくワガママなわんこだね」 そう言って彼女は笑った。 彼女は私のご主人さま。私は…

魔女の舞踏会 後編

 前編は こちら  ふう、と息を吐く音が聞こえた。「目を閉じて。三つ数えたら目を開けて。良いと言うまで声を出さない。良い?」 耳元でそっと囁かれる。突然の言葉が理解できず、私がぽかんと見上げていると、…

魔女の舞踏会 前編

 練習の成果もあって、お別れの挨拶も自然と言うことが出来ていた。軽く頭を下げて、去っていく背中を見送る。頭を上げると同時にため息が漏れた。 手に持ったグラスに口を付けて、喉の渇きを潤していると、また違…

魔女の森にて

 外は強い風が吹き荒れ、只でさえ薄暗く不気味な森に不気味な音が響き渡る。お世辞にも良い造りとは言えないこの小屋も風に煽られ、ぎいぎいと嫌な音が室内を埋めていた。  眠りについてから、どれだけの時間が経…

魔女のお茶会

 力に任せて押し開けた扉の隙間から私は廊下へ飛び出した。縺れそうになる足を必死に引きずり、はしたなくも家の中を走る私の後ろで扉が大きな音を立てて閉まったのが聞こえたが、振り返る余裕は残されていなかった…

雨降り無しでも明日は晴れるよ 後編

 前編は こちら  車は進む。普段ならあっという間の距離なのに、やけに遠く感じる。いっそ降りて走った方が早いんじゃないか。そんな馬鹿なことも考える。 目は外に向けていたけれど、神経はすべて隣の梗花さん…

雨降り無しでも明日は晴れるよ 前編

 気の知れた友人たちとの飲み会を終えて、ぼちぼちと帰路に付く。会社の人との飲み会も楽しいけれど、友人との飲み会は楽しさが違う。 酒はずいぶん抜けて、足取りははっきりしていた。いつぞやは飲みすぎたけれど…

ちょっきりばっちり間に合いました

 がたん、ごとん。もじもじ、そわそわ。揺れる電車と揺れる私。 あんまり動くとバレちゃう。でも、動いていないと辛くて。揺られながら、さり気なく足踏みを繰り返す。 ぴしゃりと閉まった扉の向こうで景色が流れ…

115秒のひめごと

 何故、突然あの夢を見たのかわかりません。昔懐かしいあの光景。自分では完全に忘れていたと思っていたけれど、それは確かに私の中に焼き付いていたようでした。  一度思い出してからというものの、それはひりひ…

No.DRinK 短編集その1【サンプル】

2019年5月3日 し~むす!19(都産祭2019にて開催)志月さら様(id=10760442)のサークル『アクアマリンと薔薇』(し-25)にて委託させていただきました。 BOOTHにてダウンロード販…

袖を振り合う雪代水

 空港から駅までバスで約一時間。普段は電車に乗ることが多いので、バスに乗るのはなんだか緊張しました。そして、バスは電車より狭いからか、このスペースに座り続けることを想像すると少しだけ憂鬱になりました。…

夜を濡らす雪の玉水

「ゆうちゃん、大丈夫?」 「う、うん、だいじょぶっ。ちゆちゃんは?」 「うん、大丈夫」  隣に座るゆうちゃんは電車に乗り込んだ時から、すでに落ち着きがありませんでした。その様子を見ている私の方が不安に…

卯の花色はお見通し

 レストランに入ると、涼太郎さんは私に席を取っておいてと言いました。お昼まであと少しという時間帯、テーブルは大半が埋まっていましたが、私は幸運にも二人がけのテーブルを見つけることが出来ました。そこに座…

先生、おしっこっ!田舎編 後編

 湯船のお湯を抜いている間、洗い場の床をスポンジで擦っていると、しょろしょろと控えめな水音が聞こえた。振り向くと、結子が蛇口の下で何やらこそこそしている。静かに後ろから近づき、手元を覗き見ると、洗面器…

先生、おしっこっ!田舎編 中編

 てくてく歩いて、あっという間に鳥居の前にたどり着いた。そう言えば、帰りに神社に寄りたいと言っていた。流石に下着を履いていない状態では、参拝している余裕はないだろう。結子、と声を掛けようとすると、くい…

先生、おしっこっ!田舎編 前編

 ナビを頼りに車を走らせると、周りの風景が過去の記憶と徐々に重なっていく。ここに来るのは何年ぶりだろうか。  しばらく連絡を取っていなかった母から突然電話がかかってきたのは数日前のこと。近況を窺う世間…

先生、おしっこっ! 後編

 がしゃん、と音がして、気付くと地面に横になっていました。状況が飲み込めない中、まず感じたのはおしっこでした。うあ、出ちゃう。ぐーっとおしっこが出口に押し詰めるのを感じて、慌てて出口をぎゅうと閉めまし…

先生、おしっこっ! 中編

 4時間目終了のチャイム。運動場ではハードルの片付け。  そろそろ来るんじゃないかと思ったその時、コンコンと窓がノックされた。予想通りだった。  窓の外には赤いカチューシャ、黒いセミロング。先週、先々…

先生、おしっこっ! 前編

 チャイムが鳴る。4時間目終了の合図だ。  ここ、保健室は1階にあり、運動場に面しているため、窓からは運動場の様子がよく見える。運動場では女子生徒達が使っていたハードルを片付けていた。ここに誰も来なか…

18歳以上ですか? ここから先は、成人向けの特殊な趣向の小説(女の子、男の子のおもらし等)を掲載しています。